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SmartNewsへのクーポン掲載はブランド認知向上にも効く!?

【導入事例:株式会社物語コーポレーション】

SmartNews公式アプリのクーポンチャンネルでは2020年11月より、ユーザーの位置情報を基に、近隣店舗のお得なクーポン情報を地図上に一括表示する新機能を提供開始しました。本記事では、このサービスをいち早く導入した株式会社物語コーポレーション「焼肉きんぐ」の事例を紹介します。単純な集客だけでなく、ブランド認知向上も期待したという同社の狙い、そして成果をご覧ください。

今回お話をお伺いした担当者:
株式会社物語コーポレーション焼肉事業部 事業推進グループ シニアマネージャー 南 洸氏

焼肉きんぐは老若男女誰でも楽しめる食べ放題焼肉店

SmartNews Ads note編集部(以下、note編集部):まずは焼肉きんぐの事業内容についてお聞かせください。

南氏:焼肉きんぐは国内外で焼肉部門、ラーメン部門を中心とした数多くの飲食店を運営する物語コーポレーションの1ブランドです(2021年6月現在、250店舗)。焼肉部門の中では唯一、食べ放題形式を採用しているのですが、一般的なバイキング形式とは異なり、テーブルオーダー形式で席を立つことなく落ち着いてお料理を楽しんでいただけるのが特長となっています。

また、食べ放題というと肉の質などに不安を感じるお客さまもいらっしゃるのですが、一頭の牛から500g程度しか取れない希少部位や、厚み1cm以上の豪快な塊肉などを「きんぐの4大名物」として提供。焼肉店としての専門性と、お子様からご年配の方まで、家族みんなで楽しめるエンタテインメント性を併せ持ったレストランとなっています。

170804_【公式】外観焼肉きんぐ

「焼肉きんぐ」店舗外観

「SmartNews」へのクーポン掲載でブランド認知向上と来店促進を期待

note編集部:これまで焼肉きんぐではどういった集客施策を行っていましたか?

南氏:割引クーポン付きのチラシを中心に、デジタルでは一部店舗がSNSでエリアターゲティングして広告配信をしたりということをやっていました。ブランディング方針と食べ放題という性質上、恒常的に割引クーポンを発行するということは基本的にやっていません。今後はデジタル施策を強化していかねばならないという思いはあったものの、この点についてはまだよちよち歩きであるという自覚があります。

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株式会社物語コーポレーション焼肉事業部 事業推進グループ 
シニアマネージャー 南 洸氏

note編集部:そんな中、SmartNewsの「クーポン」を導入いただけたのにはどういった理由があったのでしょうか?

南氏:集客効果そのものへの期待のほか、SmartNewsという多くの人が集まるプラットフォームに掲載されることで、焼肉きんぐのブランド認知を高めたいという狙いがありました。焼肉きんぐはロードサイドを中心に出店している関係上、都市中心部ではまだあまり知られていません。目を惹く特徴的な外観の店舗のため、「あそこに焼肉店があるな」というところまでは知っていただけているのですが、実際に来店してただくまでには至っていなかったのです。ですので今回、この取り組みを通じてSmartNewsのアプリ画面上に焼肉きんぐの名前が載ることで、お客様にとってより身近な存在になり、焼肉食べ放題店として高い認知を獲得できるようになることを期待しています。

紙のチラシに次ぐ、想像以上の集客効果を確認できた

note編集部:今回の取り組みでは具体的にはどのようなクーポンを発行しましたか?

南氏:「いつでも5%OFF」のほか、時間帯を限定した「土日祝早割10%OFF」「平日早割10%OFF」、そして一部コース限定の「ソフトドリンク飲み放題無料」を2021年2月から全店舗で掲出しています。

クーポン

note編集部:クーポン発行の結果はいかがでしたでしょうか?

南氏:実は過去に似たようなクーポンの施策をごく短期間試したことがあり、その時には思ったような効果がでなかったのですが、SmartNewsへのクーポン掲載はその時と比べて大きな効果があったと感じています。具体的には1店舗あたり平均50回/月、多い店舗では100回/月以上の利用がありました。詳細は伏せさせていただきますが、弊社でも複数の集客施策を実施している中で、利用金額ベースでもより大きな割引率のクーポンを付けている紙のチラシを全て合わせた数字に次ぐ効果が出ています。緊急事態宣言下で時短営業している中、これはなかなか良い結果と言えるのではないでしょうか。なお、今回一番使われたのは「いつでも5%OFF」のクーポンです。

note編集部:最後に今回の取り組みに対する南様のご感想をお聞かせください。

南氏:先ほどお話ししたように、これまで焼肉きんぐではこうしたクーポンを使った施策をあまりやってきませんでした。集客結果とはまた別の次元で、こういった新しいチャレンジを行えたのは集客施策のデジタル対応を進める上で良い経験になったと考えています。その上で個人的には、プライベートで何人かの友人から「SmartNewsで焼肉きんぐを見たよ!」という連絡をもらえたのがうれしかったですね(笑)。やはり皆が愛用しているアプリの画面上に名前が出てくるというのは大きなインパクトがあります。同様にお客さまがクーポンの表示を通じて「しばらく焼肉きんぐに行ってなかったな。久しぶりに行ってみようかな」と思っていただけたのであれば狙い通りです。

※記事中敬称略。
※本記事は2021年6月時点の内容で、掲載内容、所属団体、部署名等は、全て取材時のものです。