高属性ユーザーを獲得すべくスマートニュース担当者と施策をアップデート。コンバージョンレートが2倍に
【導入事例:株式会社GA technologies様】
AIを中心に最先端テクノロジーを駆使した事業を手がける株式会社GA technologies様。株式会社GA technologies様は不動産の購入から賃貸、管理、売却までを一気通貫で扱うネット不動産投資サービスブランド「RENOSY(リノシー)」を開発・運営し、不動産業界に新風を吹き込む新鋭企業です(2013年創業)。その広告戦略もWebを中心に展開しており、2020年にはSmartNews Adsの利用も開始。その使いこなしや成果について、同社でWeb広告運用を中心としたマーケティングを担当するRENOSY INVESTMENT 事業統括本部の香川さんにお伺いしました。
今回お話しをお伺いしたご担当者様:
株式会社GA technologies
RENOSY INVESTMENT 事業統括本部
RENOSY INVESTMENT Marketing
Direct Acquisition
香川 拓也 様
スマートニュース担当者:
スマートニュース株式会社
Digital Agency Sales
Digital Agency Sales 1
Agency Sales
渡辺 慎之介(写真左)
テクノロジーの力で不動産業界に革命を引き起こす
note編集部:まずは現在、SmartNews Adsをご利用いただいている貴社サービス「RENOSY(リノシー)」についてご紹介ください。
香川:RENOSYはコンパクトマンションを中心に不動産を用いた確度の高い資産形成を実現する投資サービスです。投資の要となる、どういう物件であれば値上がりしやすいのか、あるいは値下がりしにくいのかといった情報を、私たちが得意とするAIなどの最先端テクノロジーを駆使して分析・提供できることが大きな強みとなっています。
note編集部:不動産業界というと、歴史が長いこともあって古くからのやり方が根強いイメージがあるのですが、GA technologies様はそこにテクノロジーの力を持ち込むことで優位性を生みだすことに成功しているのですね。
香川:その通りです。もちろん、同様の挑戦を行っている企業は他にもありますが、私たちはそうしたテクノロジーの活用、たとえば管理ツールなどの多くを内製することで事業に最適化しています。こうした取り組みは、不動産業界のようにお客さま情報や物件情報など、さまざまな情報が複雑に絡み合うビジネスでは特に成果が大きいと考えています。
SmartNewsには不動産投資に興味をもつ高属性な顧客が多い
note編集部:そんな貴社がSmartNews Adsをどのように活用されているのかをお話しいただけますか?
香川:SmartNews Adsは2020年の8月から利用を開始しています。それまでも検索エンジンからSNSなどまで幅広く運用型広告を出稿しており、主要な媒体に関しては全てやっているという状況でした。ただ、不動産投資はできる方が限られている問題があり、私たちが狙った顧客層をいかに効率良く集客するかという面で大きな課題がありました。
その点、SmartNewsは老若男女幅広く多くのユーザーを擁する上で高属性なユーザーが多く、RENOSYとの親和性が高いと感じました。さらにSmartNewsはニュースメディアという特性から、どういったニュースを読んだのかというデータでターゲティングが行えることが魅力的に感じています。具体的には税金関連の記事や、NISAなどの資産形成に関する記事に敏感なお客さまは高属性な傾向が強いといった具合ですね。
また、SmartNewsだからこそ届くユーザーへのアプローチができるため、インクリメンタルリーチの観点でも活用しています。
ターゲティングからバナー、テキストまで適切な提案を受けられた
note編集部:SmartNews Ads導入から3年以上が経過しています。その中でより効率的な配信に向け、どのような工夫をされてきたのかをお聞かせください。
香川:まさに今お話しした、読んだニュース記事の履歴を元にしたターゲティングが大きな成功事例のひとつですね。2023年夏ごろにスマートニュースの担当者からアドバイスいただき導入したのですが、それまでと比べて目に見えるかたちで成約に至るお客さまが増えました。
スマートニュース渡辺:私どものアドバイスが奏功したというのは私たちとしてもうれしい限りです。ほかに、私たちのご提案でお役に立てていることがありましたらお聞かせください。
香川:クリエイティブをどうするかについてもかなり相談にのっていただいています。実はSmartNews Adsを導入した当初は、他のSNSでも使っていたバナーを転用していました。それまでのノウハウを元に、税金対策に有効ですといった文言を細かく詰め込むなど、かなり作り込んだバナーだったのですが、それだとニュース記事を読んでいる中でちょっと馴染まないところがあったんですよね。
それに対して、スマートニュースの担当者様である渡辺さんから分かりやすく目に留まりやすい画像だけでやってみてはどうかという助言をいただきました。そこで、2023年夏頃からバナーをマンションの画像であったり、スマートフォンをさわっている人物写真だけのものに切り換えたりしたところ、コンバージョンレートがなんと2倍にまで上がるということがあり驚かされました。
また、テキストについてもSmartNews Adsで効果が上がるようなご提案を多くいただいています。どうしても私たちだけで考えるといわゆる広告文体というか、ちょっと堅いものになってしまうのですが、そうではないちょっとゆるいというか、口語調というか、私たちからは出てこないようなアイデアを提供いただいています。そしてそれがまたちゃんと効果が上がっているんですよね。
スマートニュース渡辺:SmartNews Adsの広告クリエイティブはSmartNews面に合わせ、サイズ等ユニークな部分があるのですが、香川様とはより良い配信結果を出すためにどういった工夫ができるのかについてコミュニケーションを密に取らせていただき、また実際にSmartNews面に合わたクリエイティブにしていただいたことが成功のひとつ大きな要因だと考えております。
スマートニュースとは同じ目的達成に向けた心地よいコミュニケーションができる
note編集部:密接に連携されている印象ですが、施策やクリエイティブに対する提案以外のコミュニケーションで、なにか印象に残っていることはございますか?
香川:先にもお話ししたように、私たちは多くの広告媒体とお付き合いさせていただいているのですが、その中でもとりわけ心地よくやり取りできるという印象がまず大前提としてありますね。同じゴールを目指すパートナーとして伴走してくれるところをとてもありがたく感じています。
今回、なぜそういう風に感じるのだろうかと考えてみたのですが、大切なこととして、私たちの商材や業界、ビジネスを深くまで理解してくださっているということがあるんじゃないかな、と。それってなかなか難しいことだと思うんですよ。私たち以外にも多くの顧客がいるにも関わらず、かなり深くまで不動産業界のことを勉強し、適切な提案をしていただけていることにとても助けられていますし、感謝しています。
スマートニュース渡辺:こちらこそ、いつもオープンなコミュニケーションをしていただき本当にありがとうございます。
note編集部:GA technologies様の今後の取り組みについて、可能な範囲でかいませんのでお聞かせください。
香川:今後はSmartNews Adsで得たクリエイティブの知見を「勝ちパターン」として他の媒体に展開していこうとも考えているところです。ですので、スマートニュースには今後もご協力をいただき、一緒により多くの「勝ちパターン」を作っていければと思っています。
加えて、先日アップデートされた管理画面(広告マネージャーv2)やMultiple CV、新しい最適化ロジックといった新機能を積極的に使いこなしていきたいと考えています。また、2023年11月に発表されたNTTドコモ社との業務提携についても期待しています。ドコモユーザーはそもそも人数が多いですし、その顧客データを活用したターゲティングができるようになれば、より効果を改善できるのではないでしょうか。
そのためにも、スマートニュースとは今後も密にコミュニケーションを取っていく必要があります。今後もこれまで以上に最新情報やアップデート情報などをご提供いただけるとうれしいです。
※記事中敬称略
※本記事は2024年3月時点の内容で、掲載内容、所属団体、部署名等は、全て取材時のものです。